こんにちわ!アイヴィスです😁
今回は顔が見えない「シャドー一族」が自分と同じ顔を持つ人形と一日を共に生活をする『シャドーハウス』をご紹介します。
シャドーハウスの設定
シャドーハウスは姿が煤(スス)で覆われている人が自分と同じ容姿をしている人形(生き人形)と共に生活をする物語です。
この黒い姿がケイト(シャドー一族)と姿がはっきりしているのがエミリコ(生き人形)です。
ケイトは感情の起伏などによって体から煤が出て部屋を汚してしまします。
それを掃除したり、ケイトの身の周りをお世話するのがエミリコです。
最初、設定が面白いな!と感じました。
毎日起きたら部屋が煤だらけ。びっくりしますよね。
ストーリー
シャドーハウスはまず、ケイトの部屋から始まります。
エミリコがケイトの部屋を掃除するのですが、毎回ドジを踏んでしてしまい失敗することも多々あるのです。
ケイトがエミリコに掃除の仕方や身の振る舞い方を教えて、エミリコがどんどん成長していきます。
ケイトが住んでいるのは一族が住んでいる大きな大きな屋敷です。
エミリコはケイトの部屋に始まり、屋敷の中を掃除したりと、少しずつ設定が明かされていきます。
なぜ、ケイトとエミリコが一緒に生活しているかというと、顔がないケイトの代わりに横で表情を表す役割があります。これが生き人形と言われる所以です。
ケイトが食べ物を食べた時に表情がわからないと美味しいという表情が出ない、そこでエミリコが隣で美味しいという表情をしたり、話している表情をエミリコが表現するのです。
お披露目
シャドーが成人として認められるのは「お披露目」と言われる試験に合格するしないといけないのです。この試験が面白い。
試験には5人のシャドーと5人の生き人形が登場します。
それぞれのシャドーと生き人形のペアはそれぞれ性格が全然違います。
そこがこの試験の見どころになります。
ケイト:知的で思慮深い、おとなしい
エミリア:好奇心旺盛、ポジティブ
ショーン:自由奔放、素直
ジョン:冷静沈着、力が強い
ルイーズ:ナルシスト、口が悪い
ルウ:無口、無表情
パトリック:プライドが高い、傷つきやすい
リッキー:強気、自信家
シャーリー:全く話さない
ラム:臆病な性格
こんなにも個性があるのです。
このお披露目では、最初、シャドーと生き人形がペアになって食事をとったり、話している様子を見て、シャドー家として相応しいかを判断するのかと思いきや、、
シャドーと生き人形を別々に(シャドーは迷路のような庭に、生き人形は屋敷)させられ生き人形はご主人様である、シャドーを探しに動きます。。
迷路のルールは囚われたシャドーを救い出し、シャドーと生き人形が一緒ににゴールまで行くことです。
シャドーは洋服を汚してはいけなく、生き人形は顔を汚してはいけません。また、シャドーを救出するために、1つだけアイテムを選べます。このアイテムが後々重要になってきます。
それぞれの個性による救出方法が面白い。小さい子達が知恵を振り絞って頑張る姿が愛おしいのです!
可愛い生き人形
シャドーハウスはなんと言ってもエミリコたち(生き人形)が本当に可愛いんです!!
読んでいて自然と広角が上がっていくんです!!
幸せな気持ちになるのです。
まだまだ何も知らないエミリコが純粋な気持ちで成長していく姿が胸が温かくなります。
屋敷の秘密とは?
お披露目終了後は、エミリコの個性が無くなり、いままで無邪気だったのが、シャドー家に従順になります。
おかしいと感じたケイトは、エミリコをもとに戻そうと試行錯誤するのです。
そして、シャドーの一族とは?お父様とは?生き人形とは?と様々な疑問が浮かんできます。
屋敷の謎を解明しようとケイトが考え、エミリコがサポートするファンタジーミステリー?になっています!
テンポが良く、少しずつ謎解きが出てくるのが飽きさせない部分です。
ぜひ読んでみてください!
アニメもアマゾンプライムで見れるのでこっちから入るのもありだと思います!
では!😁