【伏線回収が完璧】絶対に読んで欲しい新宿スワン

マンガ

こんにちわ!アイヴィスです😁
今回は私が大好きなマンガ『新宿スワン』についてお話ししたいと思います!

新宿スワンは最近大ヒットした『東京卍リベンジャーズ』の和久井健が描いています。

ここが面白い!

新宿スワンは最後に完璧な伏線回収がなされます!
最後のどんでん返しが最高に気持ちよく、こんなにも綺麗に完結できるものなのか!衝撃を受けました。
何がいいか!! それは、登場人物全員に確固たる信念があるのです!
だからこそキャラ全員がカッコいいし、共感できるのです。

あらすじ

新宿スワンは主人公の白鳥龍彦が後の上司である真虎と出会い、水商売を紹介する「スカウト」を通して熱い物語が展開されます。

はい、皆さん、スカウトか〜。怖い世界の仕事か〜と読むのを止めてしまうかもしれませんが、スカウトだからこそ、いつも夜の世界にいるからこそ、誰かの幸せだったり、その人の綺麗な部分が輝いて見えるのです!

街でスカウトと喧嘩になったタツヒコ。その喧嘩を真虎が止めることから物語は始まります。

見習い社員としてスカウト会社「バースト」に入社、幹部である真虎にスカウトのいろはや仕事に対する姿勢、夜の仕事ならではの厳しさを学びスカウトマンとして成長していきます。

タツヒコは「女の子の正義の味方」を信念に、仕事を紹介した女の子に裏切られ、時には会社に裏切られますが、その度に真虎が救ってくれます。

登場人物

白鳥龍彦
この物語の主人公。身長高く、おばあちゃん譲りの天パが特徴。女の子を守れなかった悔しさから体を鍛え喧嘩が強い。バーストの特攻部隊。



真虎
タツヒコの上司。この物語の影の主人公。真虎さんの時間では解決できない思いがこの物語を大きく動かす。基本暴力は振るわず、頭脳で問題解決する。右目の傷が印象的。


関玄介
バースト幹部。タツヒコを常に虐めているが、いざという時に頼りになる特攻隊長。漢気の人物。


山城神
バースト社長。会社のためには部下を切り捨てる非情な人物?
社長の過去に何があったのか?

裕香
タツヒコが全く頭が上がらない凄腕キャバ嬢。裕香さんはタツヒコの嘘をつかない姿勢や、スカウトとしてのしあがっていっても変わらない態度で接する事に好印象。

好きなシーン

絵を見て読むのを止めようかと思った皆さん、ちょっと待った!!

後々どんどん画力が上がってきます。本当に登場人物の怒り、恐怖、絶望の表情がリアルに伝わってきます!

ここからネタバレがあります。
読もうか迷ってる人はここで止めてください。まだ読む気になってない人は私の好きなシーンで読みたくなっているはずです。

1、真虎さんの逆転劇

1番好きなのは、長年の恨みが全て晴らされれるシーンです。
香港で、天野修繕に完全敗北し日本に帰り、バーストに戻るのか?
タツヒコに最後にやり残したことを終わらせてくると。。。

勝ちを確信していた天野は、金を回収するためにケロタリンに。
そこにいたのは電話越しの下里ではなく、銃で撃たれ倒れている下里。
その動揺に乗じて真虎に薬を盛られる。

真虎に車椅子で連れられ、創設当初のミネルバの事務所に。
真虎の逆転劇が語られる。
真虎がスパイとして送り込んだ卯月は、天野の二重スパイ。
と思い込んでいた天野に対する三重スパイになっていたのだ!!


ここで全ての伏線を回収してくるのか!感動!鳥肌!
真虎の天野に対する最後の言葉が
「オマエを殺すのに武器などいらない 言葉で死ね」

カッコ良すぎる、真虎さんらしい最後!

2、龍彦、馬頭、森長の信頼関係

最初は敵だったが、お互いが命を懸けれるくらいの関係になる3人。
ケツモチをつけないタツヒコの考え方についていく馬頭さんがかっこいい!

歌舞伎町で井出がレオに攫われる。ここで引くなという馬頭さんも、向かっていくタツヒコもかっこいい!!

馬頭さんが森長に「俺たち、タツヒコのために命かけるって誓ったもんな」にも感動。

3、灰沢vs森長

ここも大好きなシーンです。昔年の恨みを晴らすラストバトル。
灰沢の問いに対し、森長の「もちろんステゴロだろ」に震え上がりますね。

そこからの圧倒的な強さのピロすけ、最高です。

4、関がタツヒコを認めた時

関は超がつくほどの武闘家。
物語の最初「いいか!テメーがどーなろうとオレの知ったこっちゃねーんだよ!死ぬ気で会社に貢献せんかい!そしたらキッチリ守っちゃるワ!」とタツヒコに言っていたいた。
当時、タツヒコは理不尽だと思っていましたが、幹部に昇格し、街で絡まれた時、頭を下げて喧嘩を回避。後に関にその話がいき、俺が守っちゃるからお前は体はらんかい。ここで龍彦は会社の一員として関に認められたシーン。
やっぱり関は漢気がある〜

最後の屋上でのシーンもそうだが、関と龍彦のシーンっていいですよね。


2人でボコボコにされた後、俺たち第2ラウンドからの男だからよのシーンも最高。

5、歌舞伎町で掌を地面に当てる龍彦

全てが終わった歌舞伎町。ここで真虎と出会いスカウトが始まったあの頃はもういない。

歌舞伎町浄化作戦の裏で戦った男は、みんな知らない。

龍彦や関など特定の人物しかしらない。

影の殊勲者。かっこいい。

男たちの関係性

最後に、新宿スワンは男たちの関係性が熱く描かれています。
真虎と龍彦。関と龍彦。龍彦とライバル関係の吉川。馬頭さんと龍彦と森長。など上げ出すとキリがありません。

個人的には、東京卍リベンジャーよりも読まれて欲しいマンガです。

是非読んでみてください。では!

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